
バラの猛暑対策には色々ありますが、猛暑を乗り切る対策の一つとして、植え替えがあります。
暑い時期の植え替えには、根に負担をかけない事が大切です。
目次
暑い夏でも植え替えが必要なバラとは
株の成長具合のわりに、鉢が小さいバラにとって、この暑さはかなり過酷な状態です。
1日に何度も水やりが必要ですし、お世話している方の大きな負担にもなります。
1日2回以上の水やりが必要なら、この夏場でも植え替えをおススメします!
植え替えが有効な理由
バラは一度くらい水切れを起こしても、枯れる事はありません。
でも、それを何度も繰り返すとどんどんダメージが蓄積されて、生育がかなり衰えてきます。
できるだけ水切れを起こさないために、一回り大きい鉢に植え替えて、水を多く保てるようにすることが大切です。
バラのお世話にも限界はありますから、水切れさせるリスクを考えれば、夏といえども一回り大きな鉢に植え替えて保水力をアップさせることは、多少の植え傷みはあってもメリットの方が大きいと思います。
植え替える際は、なるべく涼しい時間帯に行いましょう。
その方が人にもバラにも優しいですよ。
夏に植え替えるコツ
根は極力崩さない
植え替える際は、鉢からそっと抜いて、そのまま一回り大きな鉢に植え替えてください。
根をなるべく崩さないように植え替えることで、植え替えダメージを最小限に抑えられます。
肥料の入っていないの土で植える

根は肥料がない時に良く伸びます。
肥料分のない培養土で植え付けてください。
植え替えた後2週間は「鉢」に直射日光が当たらないようにする

植え替えた後2週間は、可能なら半日陰の場所に置いてください。
そして、鉢に直射日光が当たらない工夫をしてください。
直射日光を防ぐ方法は、下記の関連記事も参考にしてみてください。
植え替え1週間後から「活力剤」を与える
1週間ほど経ったら、規定量に薄めた活力剤を与えて、根の成長を促します。
液肥はもう1週間ほど様子を見てから与えてください。
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まとめ
ポイント
- 根は極力いじらない
- 肥料無しの土で植える
- 植え替えた直後は「鉢」に直射日光が当たらないようにする
- 植え替え1週間後から「活力剤」を与える
- なるべく涼しい時間帯に植え替える
1日に1回の水やりで大丈夫な鉢は、植え替える必要はありません。
なるべくお手入れが楽になるように、参考になればうれしいです。
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