バラのお手入れ やること紹介

若い枝をしつけよう!
6月のバラはやんちゃな伸び盛り。
根から盛んに養分を吸収して枝先へと送っていきます。
株元や枝のあちこちから、【シュート】と呼ばれる若くて勢いのある枝が伸び始めます。
暴れん坊になる前に、シュートは早めのしつけが肝心です!
元気なシュートは花後にしっかり切り戻す!
良く伸びるシュートは株を大きく育てるために大切な枝。
でも、元気が良すぎるので、他の枝の生育を妨げてしまうことも・・。
花を楽しんだらしっかり切り戻してしつけしましょう。

お礼肥で夏に負けない体力づくり!
6月のバラはまるで食べ盛りの青年。
咲かせてくれてありがとうの気持ちを込めて、緩効性の固形肥料を与えてください。
同時に肥料を横取りされないよう除草をしたり、土が固くなっていれば表面をかいて空気を取り入れやすくしましょう。この作業を中耕と呼びます。
有機物のマルチングで土壌改良!
有機物のマルチングをすると、土がふかふかになって通気性が良くなります。
土の上に敷くだけで、微生物の力で土が柔らかくなります。
空気がたっぷり入ると根が活性化して肥料の吸収が良くなったり、土の中の微生物が増えたり良いこと尽くしです。
6月の病害虫対策
一年で最も害虫が多い6月はしっかりと対策を忘れずに!
晴れ間の少ない梅雨あたりから、病気も多発します。黒点病は主に地面付近の下葉から発生し、次第に 株の上部へと広がります。
発生初期に薬剤を散布してまん延を防ぎましょう。